院長のコラム

ワイヤーの使用テクニック

同じ装置を使用しても、ワイヤーの太さやかけ方によって仕上がりはまったく変わってきますので、患者さんごとに一番ピッタリくる使用方法の使い分けが大切です。効果ばかりを重視しても苦痛が続く装着では元も子もないので、患者さんの使用感には十分配慮します。

たとえば装着開始の初期には、違和感や痛みが少ない極細のワイヤーを使います。その後、使用経験を重ねて慣れていくのに合わせて、段々と太いワイヤーへと移行していきます。

またワイヤーのかけ方も、患者さんの症例やお口の状態に合わせた微妙な調整をていねいに行っています。痛くなく、より効率が上がる治療にこだわり続け、美しい仕上がりを実現します。

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