ごあいさつ


 こんにちは、矯正歯科松永デンタルクリニックの院長松永昭夫と申します。
より多くの患者さんに、天然の歯の美しい歯並びと良い嚙み合わせのお口を持ち続けていただきたいという思いから、歯を抜かない矯正治療(非抜歯矯正)に全力を注いでいます。

近年、日本に審美歯科の知識が広まり、美しい歯並びが身だしなみのひとつと認識されるようになったこと。また、嚙み合わせが体の健康と深いつながりがあることが知られるようになってきたことなどで、矯正のニーズが急速に高まってきました。

「嚙み合わせ」を専門としてきた歯科医師として、その傾向は大変喜ばしいことです。しかし、歯列を整えるために健康な歯を抜いてお口にスペースを作る方法が一般的な矯正治療として認知されていることには、大きな矛盾を感じていました。

そしてさまざまな研究との出会いを経て、大切な歯を抜かない「非抜歯矯正治療」にたどり着きました。これからも、患者さんの大切な歯を抜くことなく、なるべく痛くなく、短い期間で美しい口元を手に入れていただけるよう、日々技術向上に努めていこうと思います。

略歴
東京歯科大学卒業 UCLA(カリフォルニア大学ロスアンゼルス校)にて研修
日本顎咬合学会指導医 日本非抜歯矯正研究会正会員
趣味
犬と一緒にトレッキング

 

嚙み合わせの専門医となったきっかけ

大学を卒業後、勤務医としてさまざまな先生と接する中、あるときアメリカ人の先生の治療を目の当たりにし、衝撃を受けました。自分が習った治療とは全く違う精度の高さや、嚙み合わせなどの将来を見据えたもので、何もかもが新鮮でした。

当時は、今と違って嚙み合わせの大切さはほとんどクローズアップされていない時代でした。それを機に私も「嚙み合わせ」の研究に目覚め、さまざまな研究会に参加しながら懸命に技術を習得してきました。

非抜歯矯正との運命的出会い

開業後、診療をつづける中で「嚙み合わせ」の観点からは、歯列を整える目的で歯を抜いてしまう矯正治療への矛盾を感じずにはいられなくなっていました。そんな折アメリカの非抜歯矯正の第一人者であるDr.グリーンフィールドとの運命的出会いがありました。

非抜歯矯正率98.5%(1994年当時)という驚異的な実績を持つドクター。彼の矯正治療を学ぶ勉強会に参加したことで、ようやく納得のいく矯正方法と出会うことができたのです。

よりよい非抜歯矯正を目指して

歯を大切にする「非抜歯矯正」は私の天職と自負し、30年にわたり取り組んでいます。Dr.グリーンフィールドから学んだことを原点に、さらに進化したよりよい治療を提供できるよう、生涯現役で努力を重ねていくつもりです。

長い矯正期間を終えた患者さんのまぶしい笑顔と美しい口元に出会うたびに、この仕事をやってきて本当によかったと感じます。これからもたくさんの患者さんに「矯正歯科松永デンタルクリニックを選んでよかった」と言っていただけるように頑張ります。